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『ピラティス』の名前の由来とは…

執筆者の写真: Midori OnoMidori Ono

ピラティスの起源は、1900年代初頭 ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏により、負傷した兵士のリハビリのために考案されたエクササイズで、その際、ベッドのスプリング(バネ)を利用して、専門器具を製作したのがピラティスマシンとなったということです。その後、数々の改良を重ねて現在ではバリエーションも増えてきています。


さて、マットとマシンでのピラティスの違いをよく聞かれます。


マットピラティスは、自分の体重を負荷として行うエクササイズです。マットさえあれば、手軽にスタートできるのと、クラスで学んだことをどこでも練習できるのは利点です。

*一般的な場合は、まずは、マットピラティスからスタートするのが良いのではないかと思います。自力で体を動かし整えて行くことが目的なので、マットのベーシックの動きを正しく理解して、エクササイズしていれば、体は大きく変化していきます。


マシンピラティスは、器具(代表的なものがいくつかある)を使い、多くのバリエーションのエクササイズを行うことが可能です。自宅にマシンがなければ、練習できません。


*マシンを利用した方が得策かと思われるケースは2つあります。

1.マットではできない自分の体重以上の負荷(バネの強度を変えて)をかけて、可動域を広げたり、筋力を更にアップさせたい場合。特に、アスリートや身体を細かく作り上げていきたい方にはお勧めです。


2.(高齢者など)筋力やバランスの低下により、または(怪我や病気など)身体に痛みや問題を抱えるためエクササイズの体制を作るのが難しい場合。いわゆるリハビリのケースにはマシンでサポートしてもらえるので、安全に安心してエクササイズができます。


マシンはエクササイズする方の体型や体力に合わせて、バネの強度や、マシン部品の角度やポジションを調整して安全な状態で使用するのが重要になってくるので、グループではなく、プライベートでのレッスンをお勧めします。ちなみに、ピラティスのインストラクター資格は、マットのみ または、コンプリヘンシブ(マットおよびマシン)があるので、インストラクターがマシンの知識や経験があることを確認した方がいいですね。またピラティスの資格を発行している団体や協会によっても、簡易的な所から世界的に確立したシステムを持っている所まで様々あるので、ピラティスの真髄をしっかり学びたい場合は、その点も考慮したらいいと思います。

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