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SPORTEC福岡2024に行ってきました

執筆者の写真: Midori OnoMidori Ono

福岡のマリンメッセで開催された(12/17-12/19)西日本最大のスポーツ健康産業専門展に始めて行ってきました。フットネス機器やプログラム、健康関連に関わる製品やサービスを提供する200社が集まり、セミナーなども行われる大規模なイベントです。

2日間参加しましたが、私の肌感覚では、全体の1/3くらいが、ピラティス関連のマシン展示やセミナー(業会トレンド、マーケティング、補助金情報)などが占められていたのではという印象を受けました。ウエルネスというコンセプトは広がりを少しづつ見せてきてはいる感じですが、実際、ピラティスがこれほどまでに表に出てきている事実に驚きました。一般的には、ヨガとピラティスの違いがわからないという声を耳にしている一方で、ウエルネスのトレードショーで、ヨガのヨの字も見ることもなく、ピラティスがこれほどまでに取り上げられているのは、もはや『ピラティス=マシン』というイメージが形成されつつあるのかと思わせるばかりです。


”医療とピラティス”というセミナーを聴講しました。2000年ごろから九州に初めてピラティスを導入された方や整形外科を経営されてピラティスに従事されているドクター(海外でピラティスを直接学んできた方々)が、日本でのピラティス事情などについて説明されており、私の経験や予測と同じような見解をもっておられたのは、納得でした。


近年日本でのピラティスの認知度はますます高まる中、医療業界へのマシン導入も増加傾向にあるようです。この大きな流れの中で、懸念されることが、1つあるとパネリストの方が述べられていました。私もその点は同感です。つまり、整骨院や整形外科のリハビリ治療において、マシンでこのエクサイズします。という表面的なマシン活用レベルに留まる恐れがあると。深いピラティスの専門知識をもちいて、ピラティスの真髄の部分が理解され応用されたアプローチが日本の医療現場でも取り入れられていくことを願うという点です。

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